猫型キーカバーを作りながらレザークラフトの基礎を学んでみる(1/2) 

レザークラフト

レザークラフト超初心者ですが、いろんな技術があってなかなか奥が深い…。いきなり財布なんかは無謀だなと感じたので、まずはシンプルな小物を作ってみながらレザークラフトの手順を覚えてみることにしました。

そこで今回は最低限の技術で作れそうなキーカバーを作ってみました。工程は以下の通りです。

  • 型紙の作製
  • 革の裁断
  • 革の張り合わせ
  • 縫穴の穴あけ
  • 裁縫
  • 仕上げ

今回は準備編ということで、材料、道具の準備するものと、型紙の作製までを紹介したいと思います。

作りたいもの

今回作ったキーカバーは猫型の茶色いキーカバーです。染色もちょっとトライしてシャム猫?風に仕上げてみました。作業時間はおよそ1時間ほどでした。

準備するもの

レザークラフトの素材/材料

レザークラフトに必要な基本的な材料は「革」と「糸」と「金具」の3点です。今回は金具を使わない作品ですので、本記事では「革」と「糸」について紹介します。

革の選び方ですが、動物の種類や表面処理の違い、厚さなどを用途に応じて選びます。試しにレザークラフトをやってみたいというのであれば「合皮」が最もリーズナブルに入手できますが、私が試してみた感じだと、合皮は逆に初心者には扱いが難しかったり、レザークラフトをやっている感じがあまり出なかったので、せっかくなら「本革」を購入するのがおすすめです。

本革といってもいろんなものがありますが、本革選びに困ったらまずは「牛革」の「1mm厚」「A5〜A4サイズ」のものが汎用性が高くおすすめです。おおよそ1000円〜2000円で購入できます。

縫い糸

縫い糸は作りたいものに応じた色、太さ、種類を選びます。革選びと同じぐらい仕上がりの見た目に影響してきますので、個人的には100均の裁縫用の糸ではなく、レザークラフト用の糸を購入するのをおすすめします。具体的には以下の「エスコード」などがよく使用されます。金額はおおよそ400円程度です。

レザークラフトに必須の道具

今回のレザークラフトに最低限必要な道具を紹介します。ほとんどのものは100均で揃えることができますので、初期投資は少なく始められます。

カッターナイフ

革を裁断するために使用します。本格的には革包丁といったものを使用しますが、初心者であれば100均カッターナイフでも十分かと思います。なるべく刃のサイズが大きい方が直線が綺麗に裁断できます。

厚紙

革を裁断するときは、型紙を用意し革に型をつけてから、それに沿って裁断していきます。厚紙はその型紙を作る時に使用します。作りたいものに応じた大きさの厚紙を用意しましょう。私は100 均で買ったものを使用しました。

キリ(目打ち)

布と違い、革は硬いので縫い針を通すのが困難です。そのため縫う前にキリを使って革に縫い針が通る穴を開けておきます。こちらも100均で売られている裁縫用のものでも良いですが、先端の尖り具合が甘いので、穴あけに力が必要だったり、開けた穴がぼやっとしてしまう事があるので、先端がしっかり尖っているものを選ぶのがおすすめです。その場合は数百円から数千円程度で購入できます。

接着剤

革同士を張り合わせる際に接着剤を使用します。接着剤もいろんな種類がありますが、100均で売られているGクリアーボンドや木工用ボンドなどでも接着できますので、とりあえずはそういった接着剤で問題ないと思います。

縫い針

革を縫う際に使用する縫い針ですが、こちらも100均で売られている裁縫用の針で問題ないと思います。ただしなるべくしっかりした太さのある縫い針の方がおすすめです。

カッターマット

革を裁断する際やキリで革に穴を開ける際には机が傷つかないようにカッターマットを用意しましょう。穴あけの時はカッターマット以外に、コルク板や、ゴム板を使う人もいます。

あればなお良しな道具

コバ処理剤

革を裁断したあとの断面は通常ザラザラした触感で、見た目も美しくありません。そのため革製品のほとんどは断面(専門的には「コバ」という)を綺麗に処理してあります。その処理方法の中でも「コバ磨き」という方法が最も手っ取り早く、よく行われている方法です。コバ磨きは特殊な処理剤を断面に塗布し、ひたすら磨きます。その処理剤の一つが「トコフィニッシュ」というものです。この断面処理をするかしないかでかなり仕上がりに差が出てきますので、せっかくなら用意してやってみて欲しいです。

菱目打ち

革に穴を開ける際にキリを使用すると紹介しましたが、レザークラフトでは菱目打ちという専用の穴あけ道具があります。これを使うと穴の形が菱形になり、通常の丸穴で縫ったものとまた違った縫い目になり、仕上がりの見た目がそれっぽくなります。穴間距離(ピッチ)は3〜4mmがおすすめです。数百円で購入できます。

染色液

革の色合いを変えたいときには、自分で革を染める方法もあります。ただし染色はやや高等テクニックですので、初心者の方はあまりやる必要はないかと思います。本記事で作製したものは試しにアクセントとして染色を行っていますので参考にしてみてください。

作製準備/型紙を作製する方法

型紙データをダウンロードして作製する方法

型紙を用意する方法はいくつかありますが、インターネットで「レザークラフト 型紙」など検索すると型紙がダウンロードできるサイトがいくつも出てきます。初心者の場合、まずはこういったデータをダウンロードして型紙を作製する方法をおすすめします。また型紙データのダウンロードする場合、無料でダウンロードできるサイトもあれば、有料で購入してからダウンロードするサイトもあります。

お試しでやってみたいという場合には無料型紙データを利用してみましょう。データをダウンロードしたら、まずそのデータをプリンタで印刷します。次に印刷した用紙を厚紙に糊で貼り付けます。そして最後に厚紙ごと線に沿ってカッターナイフで切り取れば型紙の完成です。

ちなみに有料の型紙データは結構複雑な形や部品が多いような上級者向けのものが多いので、慣れてきたら有料のデータを購入してみてもいいかもしれませんね。

設計図を自作する方法

少し慣れてくれば自分で型紙を作ることができます。私の場合、まずノートに完成イメージ図や設計図を書いてみて、それを元に厚紙に線を引いて型紙として切り出しています。

手書きでなくてもCADソフトなどが使える方は、ソフトで作図して、それをプリントアウトしてもいいですね。

その他の方法としては、身近なレザー用品を参考にして型紙を作製する方法です。今回の猫型キーカバーの場合、実はこの方法で作製しています。

まとめ

今回はレザークラフト入門というこで、キーカバー作製の準備段階について紹介しました。レザークラフトは予算1万円あれば最低限必要な道具を揃えることができますし、1時間程度の時間があれば簡単な作品であれば作れますので、ぜひ体験、挑戦してみてください!

福ブクロー

理系大学出身で現在はメーカーの開発職として働いている2児の父です。モノづくりが大好きで、育児のスキマ時間をみつけて趣味としていろいろなものを創作しています。同じような環境にいる人や、時間のないみなさんに、少しの時間でも趣味の時間を持ってもらえるよう、このブログが参考になると嬉しいです。

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