AirPods Proのレザーケースを製作

レザークラフト

レザークラフトの基本となる革の加工と、バネホックの付け方が分かってきたので、それを応用して今回はAirPods Pro(第2世代)のレザーケースの作製に挑戦してみようと思います!

今回のポイントは「マチ」です!

作りたいもの

準備する材料

今回使用した材料は以下の通りです。

  • 革(今回は表面を合皮、裏地を牛ヌメ革で作製しています)
  • バネホック(小)
  • ハトメ
  • 縫い糸

作製手順

設計図、型紙の作成

まずはスケッチに合わせて設計図を作ります。ちなみにこういった手書きの設計図ですが、厚紙を切ってざっくりとこんな感じかな?とホッチキスやテープで留めて試行錯誤しながらいつも寸法を決めていってます。

設計図を元に厚紙を切って型紙を使っていきます。

型紙を革の上に載せて、目打ちで縁取りをしていきます。今回使用した革は0.6mmのヌメ革と、緑の合皮の2種類です。

ヌメ革のほうは目打ちで型がついていくのですが、合皮のほうはゴムっぽい弾力があって柔らかいのでなかなか型をつけるのが難しいので、裏面にペンで印をつけていきました。

革の裁断

次にカッターで革を切っていきます。切る時も合皮はちょっと切りづらいですが、しっかり押さえて切ります。

革の貼り合わせ

部品を組み合わせていきます。今回は表面を合皮、内側をヌメ革で作っていきますので、まずはこの2つの革を貼り合わせていきます。ただし今回はairpodsのケースなので、曲面に合わせて貼り合わせていきたいと思います。まずairpodsの前面に写真のようにマスキングテープで内側の革を固定します。

そこにボンドをつけながら、少しずつ外側の革を貼り付けていきます。

曲面はこんな感じに慎重に。クリップを使って端っこが剥がれないように工夫しました。

ぐるっと一周貼り合わせたらまたマスキングテープで仮固定します。このとき、内側と外側の革とで円周に差が出るため、端っこが飛び出てしまいますが、後でトリミングするので気にしない。

ボンドが乾くのを10分ほど待って、マスキングテープを剥がすと、こんな感じになります。

前処理

ここまできたらあとは縫うだけなのですが、その前にいろいろと今のうちにできる加工はやっていきます。まず充電ポート用の穴をあけます。ポンチを使って充電ポートの部分に穴をあけます。

この時私がした失敗としては、革を貼り合わせる前に穴をあけてしまって、貼り合わせると穴の位置がずれていたこと(試作品1回目)。次に穴の大きさが小さすぎて充電コードが刺さらなかったこと(試作品2回目)。

この経験から、穴を開けるのはこの段階に行い、そして思ったより大きめの穴を開けておいた方がいいと思います。

次についでに金具を取り付ける部分にも穴をあけておきます。このとき裏表が合っていない、余った革の部分はしっかりとトリミングしておきます。

フタの部分は一円玉で曲線の跡をつけ、カッターでトリミングします。

そして金具を取り付けます。

最後に「マチ」をボンドで取り付ければ前処理は完了です!

縫い穴を開ける

まずディバイダーで穴を開けるラインの跡をつけていきます。だいたい2mm幅ぐらいにつけました。

そして菱目打ちで穴を開けていきます。今回使用したのは3mm幅の菱目打ちです。

ぐるっと一周開けていきました。

革を縫い合わせる

ここからはひたすら革を縫っていきます。とその前に、マチの反対側もボンドで接着していきます。この工程は下穴を開ける前でもいいかなと思いましたが、立体にしてしまうと穴を開ける操作がやりづらくなってしまうので、この段階でくっつけました。

さて今度こそ縫っていきます。

ひたすら縫っていきます。強度が必要そうな部分は何重か縫って強くしておきましょう。

仕上げ作業

最後にコバをコバ処理剤を使って磨きまくれば完成です!

まとめ

今回は革の入れ物にほぼマストとなるマチを入れたカバーを作ってみました。

好みでストラップをつけてみてもいいし、蓋の角の丸みをつけなかったり、色も変えてみるとまた雰囲気が違ってきますので、好みの形や色を考えてぜひ作ってみてください。

福ブクロー

理系大学出身で現在はメーカーの開発職として働いている2児の父です。モノづくりが大好きで、育児のスキマ時間をみつけて趣味としていろいろなものを創作しています。同じような環境にいる人や、時間のないみなさんに、少しの時間でも趣味の時間を持ってもらえるよう、このブログが参考になると嬉しいです。

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