準備するもの
材料
今回はウェットフォーミングという方法で、革を水に濡らして立体的に成形する方法に挑戦してみました。そのため型がつきやすい分厚めの革(2 mm厚程度)を使用しました。
ウェットフォーミングの型は100均で購入したMDFボードを使いました。
その他に留め具としてマグネットのホックを使用しています。
道具
今回使用した道具は以下のとおりです。
- 革包丁(カッターナイフ)
- 万力
- トコフィニッシュ
- サンドペーパー
- 帆布
- 接着剤
- 縫い針/糸
作製手順
①ウェットフォーミングの型

ウェットフォーミングの型は通常、木などの頑丈な素材で作るようですが、今回はコストを考えて百均でMDFボードを買ってきました。ドリルとノコギリを使って頑張って凸型と凹型を作っていきます。最後にヤスリで断面を滑らかにして完成!いい工具を持っている人はいいかもですが、簡単な工具ではちょっと作るの大変かもしれません。私も苦労しました。

②ウェットフォーミング
では作製した型で革を変形させていきます。革の形をつけるにはやや分厚めの硬い革のほうがしっかり形をつけることができます。

型よりも少し大きめに革をカットし、水に浸けます。だいたい5〜10分くらいつけておけば大丈夫かと思います。

取り出した革を型の間に挟み、少しずつ万力で締め上げていきます。ちなみにこの万力も百均で購入しました。

万力の数が少ないと型に歪みが生じてしまいますので、なるべく万力は多く使って、少しずつ締めて行く方がいいと思います。私は万力の数をケチったせいでせっかくの型がちょっと割れてしまいましたので…


大体24時間ぐらい部屋で放置して乾かしておき、型から外してみました。いい感じに型がつきました!少し色褪せてしまったのですが、これは革の種類や水に浸す時間が長すぎると良くないようです。
③革の切り出し
では、革を切り出していきます。型紙は自作です。

型紙を革に乗せて、型をとっていきます。

革包丁で切り出します。

ウェットフォーミングした革も縁を5mmほど残してカットします。

④革の貼り合わせ
それではここから組み立てていきます。まずウェットフォーミングした革にマグネットホックの片方をつけます。

次にその革と、背面になる革を接着剤で貼り付けていきます。貼り付けたあとはクリップでしばらく押さえておきました。この時革にクリップの跡がつかないように間に布や革のハギレを挟んでおくようにします。

次に蓋の裏当てになる部分の革にもマグネットホックの対を取り付けて、接着剤でくっつけます。このときホックの位置は何度か蓋を閉じてみながら、ホックが噛み合いやすい部分に微調整しましょう。

⑤革の縫い合わせ
貼り合わせた革を縫い合わせていきます。まずは菱目キリで穴を開けていきます。今回は4mm間隔で穴をあけています。

そして白い糸で縫い合わせていきました。
コバの処理をして完成です。

まとめ
今回初めてウェットフォーミングに挑戦してみましたが、なかなか型の作り方が難しかったです。木材などの強度がある材料を使ったほうがいいようですが、加工が大変になってしまうので難しいところです。私はこの後3Dプリンタを使って樹脂で型を作って再トライしましたが、とてもきれいにできましたので、3Dプリンタをお持ちの人はおすすめの方法です。








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